岡山市の岡山城などに傷をつけた疑いで２月逮捕された愛知県の男（４７）が、愛媛県松山市の城跡にも傷をつけたとして、５日、器物損壊の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、愛知県清須市の無職、加藤丈晴容疑者（４７）で、５日、岡山中央警察署から愛媛県松山市の松山東警察署に移送されました。

警察の調べによりますと、加藤容疑者は、２０２１年１月３日の午後３時１５分頃から２５分頃までの間に、愛媛県松山市にある国指定の史跡、湯築城跡の武家屋敷で展示台や縁台に複数の傷をつけた疑いです。

警察が、防犯カメラの映像などから加藤容疑者の犯行と特定しました。

警察の取り調べに対し、加藤容疑者は、「やった覚えはありません」と容疑を否認しているということです。

加藤容疑者は岡山市の岡山城と吉備津神社に傷をつけたとして、文化財保護法違反などの疑いで２月、逮捕されていました。