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ビズワン!「未来への提言」 11月28日放送

2020.11.28

ビズワン!「未来への提言」 11月28日放送

経験豊富な経済人にエリア経済のこれからについて聞く「未来への提言」。
今回は、岡山市に本店を置く中国銀行の宮長雅人会長です。

巨大な組織を束ねていくうえで心掛けていることは・・・

新見市出身の宮長さんは1977年に中国銀行に入り、2011年に頭取に、去年、会長に就任しました。
また、現在は岡山経済同友会の代表幹事も務めていて岡山県の経済を牽引しています。

 (篠田アナウンサー会長室に入る)
「失礼します。宜しくお願いします。」
会長室の本棚には宮長さんが9年前の頭取就任時から続けている、読書に関するある記録が並んでいます。

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(宮長雅人会長)
「今年度読んだ本のサマリー(要約)。56冊読んでいる。自分自身の考え方はどうしても近視眼的。周りのことではなく自分のこと中心に物事考えて組み立てるので、自分自身の考え方の幅を広げる」

 岡山県を中心に163の店舗を構える中国銀行。グループ全体の従業員数は約3200人。
この巨大な組織を束ねていくうえで心掛けていることがあります。

(宮長雅人会長)
「銀行というのは昔からそうだが、いわゆる経営者や本部のグリップがすごくきつくて、それで成果を上げようとずっと来たが、私はそれでは本質的にサスティナブル(持続可能)な経営が出来ないなと思ってまして。ボトムアップ、湧き出るような組織というのが、一面では必要だと思ってまして、だからこそ主体的に自分自身で考えて行動するようなことを、この組織の中に浸透させていかないといけないなと思っています」

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そのためにも自ら各支店に出向き現場の行員と意見を交わす会を立ち上げたり、自発的に仕事に取り組むための指針を策定するなど宮長さんが経営者として一貫して取り組んできたのは、働く上での心のあり方でした。

幸せや豊かさを実現するため・・・

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(宮長雅人会長)
「自分の事だけを考えて利己的な考え方で進んで行くといくと、どこかでつまずいてしまうと思う。経営学を幸福学と捉える。お金や物、地位というのは、一時的である一定限度までは自分を満たしてくれるが、一定限度以上になると幸せ感の高揚はなくなる。皆さんの感じる幸せ感というのは長続きする幸せ感。安心とか健康とか心身共に豊かになっていくことをどう追及していくかということが一番必要だと思う」

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幸せや豊かさを実現するために。

宮長さんの未来への提言とは。

 (宮長雅人会長)
「未来というのは今よりももっと豊かな未来でなければいけないと思うし、それは待ってても豊かな未来は来ないと思う。自分自身がこういうふうに頑張って一生懸命やってみようという気持ちにならないと、本当の仕事に対するモチベーションが上がってこない。そういう内発的動機を自分自身でどう促せるようにするかということと共に企業サイドとすると正当に評価してあげることが必要。評価をしてもらうとその人の仕事に対するモチベーションのアップにつながっていく」

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