目の不自由な人にもメークの楽しさやコツを知ってもらおうというセミナーが、７月３日、岡山市で開かれました。

〇セミナーの様子
「（顔を触りながら）何かゆで卵みたい！」

このセミナーは化粧品メーカーのファンケルが岡山県視覚障害者協会との共催で開いたもので、３日は８人が参加しました。参加者はメークの基礎となるスキンケアから、アイシャドウや口紅の発色が良い塗り方などメークのコツを教わっていました。

（参加者は…）
「楽しかった。ブラインドメークは私たちにやりやすいようにできている。もっと勉強したい」

（岡山県視覚障害者協会女性部　鈴木鈴子部長）
「参加した人が、だんだん声が明るくなって元気になっていくのがすごくうれしくて良かった。（障害によって）前に一歩進めない人が多いが、気軽な気持ちで出てもらえるような雰囲気を作っていけたら」

主催者は今後もこうしたセミナーを積極的に開いていきたいとしています。