ホテルや旅館などに宿泊した際に課せられる「宿泊税」の導入について、香川県の池田知事は意義や課題の検討を進め２０２５年度中に方向性を示す考えを明らかにしました。

宿泊税はホテルや旅館に宿泊した際に課せられるもので、香川県が導入について検討を進めています。検討の背景について池田知事は観光客の受け入れに向けてハード・ソフト両面の取り組みが多くなり財政的な費用が増えていることなどを挙げました。

そして、２０２５年４月から県内の自治体と宿泊税の意義や課題を考える勉強会を開いているとしたうえで次のように話しました。

（香川県　池田豊人知事）
「今後は宿泊事業者をはじめとする観光関係の事業者についても宿泊税の意義や課題の意見を聞く予定にしていて、今年度中に一定の方向性を出したい」

宿泊税を巡っては香川県内では土庄町と小豆島町、それに琴平町が導入を検討しています。