2026.05.27
【変わる!防災気象情報】2)光岡気象予報士が解説!新たに表記される「警戒レベル」【岡山・香川】
「OHKライブニュース」月曜から金曜までの天気コーナーを担当する気象予報士の光岡香洋さんが、気象庁で5月28日から運用が始まる新しい「防災気象情報」について4回にわけて解説します。
第2回は「表記される「警戒レベル」」です。(聞き手 OHK:佐藤理子アナウンサー)
(光岡香洋気象予報士)
「5月28日から変わる防災気象情報について解説していきます。2回目の26日は、前回の振り返りをしていきたいと思います。25日は新設される、そして廃止される防災気象情報でした。
現在は7つの気象警報があります。ただ、28日からは以下のように変わります。
「洪水警報」が廃止されて、「土砂災害警報」そして「氾濫警報」が新設されます。
気象警報は8つに
【今回のポイント】表記される「警戒レベル」
では、改めて、28日からの防災気象情報を見ていきたいと思います。
まず、大きく変わるのは「河川氾濫」と「大雨」、「土砂災害」と「高潮」の、この4つのカテゴリーとなっています。そして、聞き慣れない言葉もあると思うんですね」
・・・そうですね。レベル4の「危険警報」というのは、あまり聞き馴染みがないですね。
「そうなんです。今回、新設された【図1】【図2】の気象情報です。詳しく見ていきたいと思います。警戒レベル4相当の「危険警報」は、「特別警報」と「警報」の間にあたります。名称が統一されて新設されました。
そして、もう一つ大きく変わるのが、表記に「レベル」がつきます。「レベル5 〇〇特別警報」。当てはめると「レベル5 氾濫特別警報」、または「レベル4 大雨危険警報」、「レベル3 土砂災害警報」、「レベル2 高潮注意報」などとなっています」
・・・警戒レベルが分かりやすくなっているので、覚えると簡単ですよね。
【図1】新設されたレベル4相当の気象情報
「そうですね。一度覚えると身につくかな、という情報となります。そして特にこのレベル4の危険警報は今まで名称が統一されずに「土砂災害警戒情報」や「高潮特別警報」など、ちょっとバラバラで情報がわかりづらかったというのがあるんですね。
そして、警戒レベルと気象状況も改めて見ていきたいと思います。
レベル5の「特別警報」は、「もう災害が発生している」または「重大な災害が切迫している状態」です。レベル4の「危険警報」は、災害の恐れが高まっている状況です。非常に危ない状況ということなんですね。
今回の変更でレベル表記が気象情報でも追加されることによって、避難の目安がわかりやすくなったというのが大きなポイントとなっています」
・・・確かに、レベル3が災害の恐れがあるというのを自分の中で理解しておけば、避難するときにも「あ、レベル3」だ。この行動を取らなきゃって思いますよね。
「準備に時間もかけられますね」
【図2】新設されたレベル4相当の気象情報
