2026.05.26
【変わる!防災気象情報】1)光岡気象予報士が解説!「新設」「廃止」される気象警報【岡山・香川】
「OHKライブニュース」月曜から金曜までの天気コーナーを担当する気象予報士の光岡香洋さんが、気象庁で5月28日から運用が始まる新しい「防災気象情報」について解説します。
第1回は「新設」そして「廃止」される防災気象情報です。
(聞き手 OHK:松島直輝アナウンサー)
(光岡香洋気象予報士)
「今週は戦後最大級に防災気象情報が変わるといわれています。現在の防災の気象警報となっています。「大雨」や「大雪」、そして「洪水」など7つの警報があります。
・・・どれも、一度聞いたことだったり、見たことがあるかなという7つですね。
「今回の変更でどうなるのか、見ていきます」
1)洪水警報がなくなる
2)土砂災害警報と氾濫警報が新設
・・・7つだったのが1つなくなって、2つ追加されて8つになるということですね。
「そうですね。そして、きょう(5月25日)から4日間は、この新しい「防災気象情報」について説明していきたいと思います。
廃止される「洪水警報」と新設される2つの警報
5月25日のテーマは「新設」そして「廃止」される防災気象情報です。
現在の「防災気象情報」は【図1】のようになっています。見ていただくと、名称やレベルが分かれていて、少し分かりづらい印象です。
まず、「河川氾濫」についてどう変わるのか見ていきましょう。
現在は「指定河川洪水予報」として発表されていますが、28日からは「レベル5 氾濫特別警報」または「レベル3 氾濫警報」などとなります。この「河川氾濫」に関しましては、市町村ごとではなく、大きな河川ごとに発表されます。岡山県、香川県では、旭川や土器川がこれに該当します。
【図1】現在の防災気象情報
次は「大雨」に関する警報について、どう変わるのか見ていきたいと思います。
「洪水警報」が「大雨警報」に含まれます。現在の防災気象情報では「洪水警報」と「大雨警報(浸水害)」は分かれていましたが、今回の更新では、これが統一されます。
では、その他も見ていきたいと思います。
「土砂災害」は、現在運用されているレベル4相当の「土砂災害警戒情報」が廃止されます。代わりに「レベル5 土砂災害特別警報」や「レベル3 土砂災害警報」となり、「大雨警報」とは分かれます。
そして、「高潮」に関する情報も、その他の名称・レベルと統一される形になります。
今回の変更は主に、情報の受け手が、わかりやすい情報を受け取れることが大きな目的となっています。
<5月25日放送 OHKライブニュースより>
【図2】5月28日から運用が開始される防災気象情報
