
2025.07.06
倉敷市の大原美術館所蔵の名作…エル・グレコの「受胎告知」を修復へ【岡山】
倉敷市の大原美術館に所蔵されているエル・グレコの作品「受胎告知」が、7月14日から約60年ぶりに修復されることになりました。
「受胎告知」は、スペイン美術の巨匠エル・グレコが1600年前後に描いたとされる作品で、大天使ガブリエルが聖母マリアにイエス・キリストを身ごもったことを告げる聖書の場面を表しています。
大原美術館を運営する大原芸術財団は「受胎告知」を7月14日から約1カ月かけて修復する計画を発表しました。約60年ぶりとなる修復作業はスペインのブラド美術館の専門家を招いて行われ、作品全体をクリーニングするほか、後世に加筆された部分を取り除いてエル・グレコ本来の色使いやタッチを復元します。
(大原美術館 三浦篤館長)
「60年前と比べはるかに精度の高い修復が行われると思うので、よみがえったエル・グレコを再び見てもらいたいとの思いが非常に強い。」
美術館は7月8日から受胎告知の一般公開を中止し、修復後9月以降に再び展示することにしています。
「受胎告知」は、スペイン美術の巨匠エル・グレコが1600年前後に描いたとされる作品で、大天使ガブリエルが聖母マリアにイエス・キリストを身ごもったことを告げる聖書の場面を表しています。
大原美術館を運営する大原芸術財団は「受胎告知」を7月14日から約1カ月かけて修復する計画を発表しました。約60年ぶりとなる修復作業はスペインのブラド美術館の専門家を招いて行われ、作品全体をクリーニングするほか、後世に加筆された部分を取り除いてエル・グレコ本来の色使いやタッチを復元します。
(大原美術館 三浦篤館長)
「60年前と比べはるかに精度の高い修復が行われると思うので、よみがえったエル・グレコを再び見てもらいたいとの思いが非常に強い。」
美術館は7月8日から受胎告知の一般公開を中止し、修復後9月以降に再び展示することにしています。