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【戦後80年】水島空襲の日 倉敷市で“平和の鐘”鳴り響く【岡山】

2025.06.22

【戦後80年】水島空襲の日 倉敷市で“平和の鐘”鳴り響く【岡山】

倉敷市を襲った水島空襲から80年。被災地の一角に設置されている平和の鐘の前に市民が集い世界の平和を祈りました。

集まったのは、空襲の体験者や一般の市民など120人です。

水島空襲ではアメリカ軍の爆撃機B29、110機による603トンの爆弾の投下で
三菱重工業の航空機製作所が壊滅状態に追いやられ、11人の犠牲者と46人のケガ人を出しました。

当時、中学2年生だった岡野弘さんは1キロ先の麦畑で農作業を始める寸前に、空襲に遭遇しました。

(中学2年生で水島空襲を体験 岡野弘さん)
「麦畑に伏せて難を逃れたが、いつ攻撃されるか分からず、顔面そう白で手は震え、
 もう爆弾が来るのではないかと恐怖におののいていた」
(平和の祈りに参加した人は)
「話を聞いて知らないこともたくさんあった。これから同じことが起らないようになれば」
「戦争は知らないが、こうやって子供たちにも伝わっていけば」

2025年で戦後80年を迎え、年々戦争を知る人は減っていますが、倉敷市はこうした行事を通じて次の世代へ引き継ぎたいとしています。

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