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2025.06.11

県内初…倉敷市のディスカウント店が午前5時から政府備蓄米”古古米”販売…午前9時半ごろ完売【岡山】 

随意契約による政府の備蓄米の販売が6月11日から倉敷市で始まりました。

午前4時半、倉敷市のディスカウントストア「ディオ西中新田店」に到着したのは、5キロの備蓄米、100袋です。

ディオを展開する大黒天物産は、随意契約で1000トンの備蓄米を確保していて、こちらの店では他の店に先駆けて午前5時から販売を開始しました。

(奥原怜奈 記者)
「店頭に並んだ備蓄米がこちら。5キロ約2000円と手頃な価格となっています」

価格は5キロ1980円で、2022年産のいわゆる「古古米」です。店内では2024年産のコメが4000円台で販売されるなか、半分程度の価格で購入できるということで、早朝から買い求める客の姿が見られました。

(購入した人は)
「助かる。物価が上がっているので…」
「めちゃくちゃ安い。1000円台で買える。こんな近くで手に入るということでつい買ってしまった。」

(大黒天物産 森安真人バイヤー)
「ようやく店に到着して客に販売できる日を迎えてひと安心。買いやすい価格でのコメを提供できるのは良いこと。」

11日に入荷した100袋は午前9時半ごろに完売したということです。ディオ西中新田店では、12日以降も販売する予定で、13日からは、大黒天物産が中四国地方で展開する「ディオ」、「ラ・ム―」の全ての店舗に備蓄米が並ぶということです。