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2025.03.23

瀬戸内海のごみの約8割は“まちから”流出!海ごみを減らそうと子供たちが岡山市街地でゴミ拾い【岡山】

瀬戸内海のごみの多くはまちから流れ出ている。そうした事実を啓発して海の環境について考えるイベントが、3月23日に岡山市で行われました。

岡山や香川など瀬戸内の4県と東京の公益財団法人日本財団が協力して行ったこのイベント。公募で集まった県の内外の小学生から高校生など約40人が参加しました。

参加者は最初にクイズ形式で、まちから出たごみは川を経て海に流れ着くことを学びました。そしてまちの中心部の路上でたばこの吸い殻などのごみを一つ一つ拾って、海の環境に思いをめぐらせました。

(参加した人は…)
「登下校で(ここは)よく通るが、よく見るとたくさんごみがあって驚いた。自分ができる範囲でこういう活動に参加し、少しでも(海ごみ問題が)解決出来たら」

日本財団によりますと、瀬戸内海のごみの量は年間約4500トンで、このうち8割ほどがまちから出ていたということです。その上で今後もこうした啓発活動を重ね、美しい瀬戸内海を守りたいとしました。