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2025.03.17

高松市の百十四銀行が野村證券と金融商品販売で業務提携へ…中四国ではすでに山陰合同銀行も提携【香川】

高松市に本店を置く地方銀行の百十四銀行は3月17日、東京の証券大手の野村證券と、証券関連事業の統合を軸に業務提携する方針を明らかにしました。

(百十四銀行 森匡史頭取)
「これまで以上に高付加価値な預かり資産サービスが提供できることを目的としている」

百十四銀行の森頭取と野村證券の専務らが高松市で会見を開き、提携のメリットを語りました。提携により百十四銀行は2005年に始めた証券関連業務を会社分割の方法で野村證券に承継するということです。

一方、野村證券は、顧客の口座を管理するほか、社員を百十四銀行に出向させ仲介業務を行うなどとしています。2025年度に最終合意し、2026年度に新体制をスタートさせる予定です。

人口減少が進み地方で収益状況が厳しくなる中、野村證券とのこうした提携は2019年の山陰合同銀行を皮切りに、全国の地銀で増えていて今回6行目です。