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2025.03.13

親・子・孫3世代の卒業生も…150年以上の歴史に幕 吉備中央町の上竹荘小学校で閉校式【岡山】

思い出の校舎と涙の別れです。児童数の減少に伴う小学校の統廃合により2024年度で閉校となる岡山県吉備中央町の上竹荘小学校で3月13日、閉校式が行われました。

式には児童や保護者、吉備中央町の関係者など100人以上が参加。4年間校長を務めた光畑由美子校長が山本雅則町長に校旗を返納しました。

150年以上の歴史を持つ上竹荘小学校。在校児童は36人でこれまでに4208人を送り出しました。3月13日は校舎が一般開放され、思い出の詰まった学び舎に別れを告げようとこの学校を卒業した地域の人たちが多く駆けつけました。

(上竹荘小学校を卒業した人は…)
「母校なので懐かしい気持ちでいっぱい。閉校してしまうのが悲しい」
「父と僕と娘とがこの小学校の卒業生。本当に思い出深い学校になった」

校庭では、200個の風船が、子供たちが書いたメッセージとともに大空に放たれました。

(児童は…)
「とても悲しい気持ち」
「上竹荘小学校で過ごした思い出がもう作れなくなることがさみしい」
「新しい学校では勉強や友達作りを頑張りたい」

上竹荘小学校の児童は4月から、3つの学校が統合した加賀西小学校で新たな学校生活を送ります。