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2025.02.18

J1昇格のファジアーノ岡山スローガン揮毫で話題…書道家の梨乃さん【中塚美緒のライブトーク岡山】

いま旬な人や話題の人に直接会って話を伺う中塚美緒のLiveトーク。今回のゲストは2024年ファジアーノ岡山のスローガンを揮毫して注目された岡山市出身の書道家、梨乃さんです。

*梨乃さん揮毫する様子
『いざ、J1へ!』

(中塚美緒アナウンサー)
「ありがとうございます!迷いのない力強い書。J1、という文字が光り輝いている。ファジアーノ岡山のJ1の試合、楽しみですね」
(書道家 梨乃さん)
「めっちゃ楽しみです」

2001年生まれ、岡山市出身の梨乃さんは現在、岡山理科大学4年生。学業のかたわら、SNSに作品を投稿するなどして書道家として活動しています。そして2024年、ファジアーノ岡山のスローガンを揮毫すると一躍注目を浴びました。

Q:いろんな媒体を通して自分の文字を見るのはどうだった?」
(書道家 梨乃さん)
「すごくうれしいというのが率直な気持ち。書道の魅力を少しでも多くの人に知ってもらいたくてSNSで発信していたので字からパワーをもらえるって言ってくれる人が多く少しでも多くの人に魅力が伝わったのかなと思う。ファジアーノ岡山を昔から好きだったので街にポスターが張り出されて本当に夢かなったんだなと思った」

Q:書道に興味を持ったきっかけは?

(書道家 梨乃さん)
「5歳から書道習い始めた。小学校入学前に正しい書き順で字を書いて欲しいという母の思いがあって」

Q:いま、お母さまの反応は?
(書道家梨乃さん)
「もっと頑張りなさいと、厳しめの…笑」

小学生の頃から練習に励み、県内の書道コンクールで数々の賞を受賞してきた梨乃さん。高校生の時に書道の新たな魅力に出会います。

Q:書道の魅力とは?
(書道家 梨乃さん)
「その感情を字に込められる部分が書の魅力。中学生までは大会で一番良い賞をとるためだけに練習していたが高校に入って書道部に入って書道パフォーマンスを経験してから人が書く字が人々を感動させる力があると気が付いてそれからは字で感動を与えたいと思うようになり字を書くのが好きになった」

Q:私も高校時代書道部。せっかくなのできょうは一緒に書道パフォーマンスしてもらえますか
(書道家 梨乃さん)
「ぜひ!お願いします」

音楽に合わせながら巨大な紙に筆を走らせるのが本来の書道パフォーマンスですが、今回は縮小バージョン。お互いの名前をそれぞれ半紙に書くことに。

(中塚美緒アナウンサー)
「それでは、始め!」

*2人揮毫~完成

(中塚美緒アナウンサー)
「せ~の!じゃ~ん!きれい!」
(書道家 梨乃さん)
「まず名前を見た時の印象、それと会った時の印象で美しくて凛としていると思ったので柔らかい線で美しさを表現できるように書いた」

・・・飾ります。家宝にします。私も梨乃さんは笑顔が柔らかいのが印象的だったのでまるっとした感じで表現してみた
(書道家 梨乃さん)
「めちゃくちゃオシャレ。日本酒のラベルとかにありそう」*SE『人生の転機』

Q:人生の転機を象徴する写真がこちら、書道パフォーマンスの時のもの?
(書道家 梨乃さん)
「以前通っていた大学で行った書道パフォーマンス。高校卒業後、県外の大学の書道学科に入学したが環境が合わなくて半年で中途退学してしまった。その後社会人になることも考えて就職活動もしたがやっぱり自分がやりたいこと、夢をかなえたいという思いがあった」

挫折した時に改めて感じた、書道への情熱。梨乃さんは岡山理科大学へ入り直し、違う方法で書道家として活動しようと決意しました。

(書道家 梨乃さん)
「書道で自分は活躍したいという思いがあったので練習を頑張ってSNSで字の発信をしていこうと決めて4年間活動してきた。挫折経験があったからこそ、大学4年間で色んな事に挑戦しようと思えたきっかけになったので、今は中途退学をポジティブにとらえている。」

*『人柄にせまる』

(書道家 梨乃さん)
「最近ハマっていること。最近イヌを飼い始めた。愛犬と一緒に公園行ったり食事に出かけたりするのが最近ハマっていること。ペットショップ見て回っていてかわいいイヌがいたので一目ぼれで」

・・・運命の出会いだったんですね。

3月で大学を卒業し社会人になる梨乃さん。今後の目標は・・・

(書道家 梨乃さん)
「企業の名前やロゴ、海外の人に向けた書道をする機会、イベントの提供、個人でも書道パフォーマンスをして書の魅力を1人でも多くの人に知ってもらえるような活動をしたい」