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2025.02.14

IoTを活用し養殖…東かがわ市の新ブランドのカキ 15日から市内の飲食店で提供開始へ【香川】

東かがわ市は2023年度からIoT、「モノ」とインターネットをつなぐ技術を活用したカキの試験養殖を行っています。2月15日からこのカキの提供が始まるのを前に、記念イベントが行われました。

IoTを活用して養殖されたカキ、「ADOMILK」は生育が早く、栄養分が豊富なのが特徴ということです。試験養殖が行われている東かがわ市の安戸池の横で行われたイベントでは、ブランド名の発表や記念撮影などが行われました。

このあと、香川県の池田知事や引田漁協の網本組合長らが生で食べられる「アドミルク」を試食しました。

(香川県 池田豊人知事)
「アドミルクの名前通りミルキーで潮のいい香りがする。引田の安戸池のカキがブランドになるといい」

(引田漁協 網本昌登組合長)
「いい出来だと思うくせがなく誰でもおいしく食べられると思う」

東かがわ市は、2023年10月から国の交付金を活用してIoTを活用したカキの試験養殖を行っています。IoTセンサーでモニタリングした海水温度などのデータやカキの状態をアプリを通じてリアルタイムで見ることができ漁業者の作業の効率化や負担軽減が期待できるということです。

(東かがわ市戦略情報課 寺西康博主幹)
「勘や経験に頼らない養殖カキや水質などのデータを常に分析しているので今までカキ養殖の経験がない人でも取り組めるのが一番のメリット」

「アドミルク」は2月15日から、安戸池近くの飲食店、ワーサン亭で個数限定で提供されます。市は今後も試験養殖を続けながら、新たな産業として事業の拡大を目指していきたいとしています。