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2025.01.29

笠岡市の保育所で昔懐かしい紙芝居上演…昭和のヒーローアニメ「黄金バット」に園児の反応は?【岡山】

今ではほとんど見かけなくなった昭和の娯楽・紙芝居が笠岡市の保育所で上演されました。

(拍子木の音)
「良い子のみんな!紙芝居だよ!」

手作りの絵画を使って紙芝居を上演するのは、「紙芝居おじさん」として知られる津山市の先本廣司さん、73歳です。看板職人だった先本さんは、4年前から紙芝居作りを始め、学校や施設、イベント会場などを回って紙芝居を上演しています。

1月29日、先本さんが訪れたのは笠岡市の保育所。昭和初期のヒーローアニメ・「黄金バット」や、岡山県北に伝わる昔話を題材にしたオリジナル作品などを上演し、子供たちは興味深そうに聞き入っていました。

(紙芝居せりふ)
「出た!逃げろ!逃げろ!と言ってあわてふためいて、今駆け寄ってきた道を下って峠の団子屋さんに行きました」

(子供たちは)
「(紙芝居を見て)楽しかった」
「面白かった。でも怖かった」

(先本廣司さん)
「コミュニケーションは言葉を通してのやりとりが本当の人とのつながりだと思った。見ず知らずのおじいちゃんと子供たちが一緒にまとわりついて話をするような商売もあまりないと思う。ありがたい逆にこちらがパワーをもらう」

今後は地域に残る民話を紙芝居にしていきたいと話す先本さん。これからも多くの人を喜ばせたいと意欲を見せています。