OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2024.09.22

山陽新幹線トラブル 前日の台車検査で検査係員が測定結果見落とし 今後は複数人で確認【岡山】

9月20日に山陽新幹線で不具合の可能性があるとして岡山駅で列車1本が運休したトラブルの続報です。前日の検査で一部の車両で社内基準を満たしていなかったことを検査係員が見落としていたことが分かりました。

このトラブルは20日夕方、東京を出発した広島行きののぞみ179号で、不具合の可能性があることがわかり岡山駅で運休となったものです。

JR西日本のその後の調べでトラブルの前日に行われた台車検査の際、客室内の揺れの状態を測る「動揺」という項目で社内基準を満たしていない値が1回出たことを検査係員が見落としていたことが分かりました。

その後、この車両の再測定を行い、測定結果が社内基準内であることが確認されたという事です。JR西日本は今後、測定結果の確認を複数人で行う体制に見直すことにしています。