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2024.02.20

「自分のこととして考えて」ロシアの軍事侵攻から2年 県内在住出身者が知事にウクライナ支援訴え【岡山】

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってからもうすぐ2年が経とうとしています。岡山県内に住むウクライナ人が2月20日、知事を訪問し、改めて支援を訴えました。

岡山県の伊原木知事を訪ねたのは、倉敷市に21年前から住んでいるウクライナ人、リリヤ・バビィさんです。

リリヤさんはウクライナ西部の都市リビウ出身で、2年前の2月24日に軍事侵攻が始まってからはメディアで母国の状況を発信したり、避難している人と協力してチャリティーイベントを開催するなど支援活動に力を入れてきました。

リリヤさんはこの2年間の県民の支援に感謝を表明するとともに、軍事侵攻を遠い国のことと思わず、自分のこととして考えて欲しいと改めて訴えました。

(リリヤ・バビィさん)
「もしウクライナが負けた場合、力を持っている国は弱い国に手を出して良いという事になってしまうのではと皆さんに考えてほしい。もしかしたらどこかの国が日本に手を出すかもしれない。自分の子供、家族が戦いに行かないために今、ウクライナを支援すべきでは」

岡山県内では現在、9世帯11人がウクライナから避難していて、2月23日と24日には倉敷市と岡山市で平和を祈るイベントが行われるということです。