2024.02.20
いまが旬…「まんばのけんちゃん」香川県民に愛される郷土料理【さぬきのプラス・香川】
知って得する香川の豆知識をお届けする「さぬきのプラス」。今回は県民に親しまれているちょっと変わった名前の郷土料理を紹介します。
(中村香月記者)
「香川の名産品のこちらの野菜を豆腐や油揚げと一緒に炒めたこちらの料理。香川の冬を代表する味覚ですが、皆さんは知っていますか?まちで聞いてみます」
(県外出身の人は…)
(福岡)「なんだろう…見たことない」
(大阪)「菜っ葉ですか?菜っ葉を炊いたみたいな」
(徳島)「煮物?おひたしみたいな」
県外出身の人には馴染みがありませんが地元育ちの人に聞いてみると…。
(香川育ちの人は…)
Q.この野菜は何か分かりますか?
「マンバ。まんばのけんちゃん」
「マンバでしょ。まんばのけんちゃん」
「まんばのけんちゃん」
「まんばのけんちゃん」
「小学校の給食で食べていた」
ほとんどの人が即答しました。正解は、「まんばのけんちゃん」です。
県内のスーパーや給食などで見られるこの料理。主役のマンバは、高菜の一種で、香川県のブランド「さぬき讃ベジタブル」に認定されています。
寒さが厳しくなるにつれて葉が紫になり、甘さと柔らかさが増すとされていて、1つの株から多くの葉が取れることから「マンバ」や「ひゃっか」などと呼ばれるようになりました。
(克己まんば生産会 加地健一代表)
「程よい苦みがあり、茎の歯応えがしっかりしている野菜なので、噛めば噛むほど甘苦い、それがしっかりしている野菜」
まんばのけんちゃんの作り方です。
はじめにマンバを適当な大きさに切り、
沸騰した鍋で茹でます。
あくが出てきたら水気を切り、さらに小さく切った後、しょうゆや砂糖と一緒に炒めます。
最後に豆腐や油揚げを入れ、食べやすいサイズに崩すと…。20分足らずで香川の郷土料理が完成です。
(中村香月記者)
「出来たてのまんばのけんちゃんをいただきます。マンバの甘さとしゃきしゃきとした食感が口の中に広がって非常においしいです。揚げや豆腐ともマッチして、ご飯を口の中にかき入れたい気分です」
まんばのけんちゃんは、しっぽく料理の「けんちん」がなまってそう呼ばれるようになったと言われていて、家庭によってアレンジ方法も様々です。
(克己まんば生産会 加地健一代表)
「アレンジが効く野菜なので、いろいろ挑戦してもらって。味付けに負けない野菜のうま味がたっぷり出てくるので、そこを楽しんでもらえたらうれしい」
マンバの旬は3月末頃まで続きそうだということです。皆さんもさぬきに伝わる冬の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。
(中村香月記者)
「香川の名産品のこちらの野菜を豆腐や油揚げと一緒に炒めたこちらの料理。香川の冬を代表する味覚ですが、皆さんは知っていますか?まちで聞いてみます」

(福岡)「なんだろう…見たことない」



(香川育ちの人は…)
Q.この野菜は何か分かりますか?
「マンバ。まんばのけんちゃん」
「マンバでしょ。まんばのけんちゃん」

「まんばのけんちゃん」
「小学校の給食で食べていた」




「程よい苦みがあり、茎の歯応えがしっかりしている野菜なので、噛めば噛むほど甘苦い、それがしっかりしている野菜」

はじめにマンバを適当な大きさに切り、




「出来たてのまんばのけんちゃんをいただきます。マンバの甘さとしゃきしゃきとした食感が口の中に広がって非常においしいです。揚げや豆腐ともマッチして、ご飯を口の中にかき入れたい気分です」


「アレンジが効く野菜なので、いろいろ挑戦してもらって。味付けに負けない野菜のうま味がたっぷり出てくるので、そこを楽しんでもらえたらうれしい」
マンバの旬は3月末頃まで続きそうだということです。皆さんもさぬきに伝わる冬の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。
