明治安田生命Ｊ２リーグ、９位のファジアーノ岡山は９月２４日、ホームで３位のジュビロ磐田に勝利しました。２０２３シーズン初の逆転勝利です。

５月１３日以来、約４カ月ぶりのデーゲーム。シティライトスタジアムでは１万５７８人の観客が声援を送りました。

ファジアーノは前節で連勝が４でストップ、再び勢いづけたい一戦です。試合が動いたのは前半７分、Ｊ２トップクラスの得点力を誇る磐田に立ち上がりから激しく攻められ、先制点を許します。

しかし、前半３７分、ファジアーノは左サイドから攻めて最後は鈴木の右足。少ないチャンスの中、鈴木の２０２３シーズン３ゴール目で同点に追いつきます。

そして、後半３１分、ファジアーノはコーナーキックのチャンスを迎えると、ファーサイドで柳が頭で押し込み逆転に成功します。後半アディショナルタイムには磐田が決定機を作りますが、センターバックの柳がギリギリのところでシュートブロック、同点ゴールは許しません。

そして試合終了のホイッスル。結局、ファジアーノは２対１で今シーズン初の逆転勝利。プレーオフ進出に望みをつなぐ勝ち点３を手にしました。

（ファジアーノ岡山　木山隆之監督）
「自分たちが狙っていた試合に持っていけたのではないか」

（同点ゴール　ファジアーノ岡山　ＤＦ４３　鈴木喜丈選手）
「先制される厳しい戦いだったが、チームが勝てたのが一番良かった」

（逆転ゴール　ファジアーノ岡山　ＤＦ５　柳育崇主将）
「良いボールすぎたので緊張したけど、本当に入って良かった」

ファジアーノの次の試合は１０月１日、ホームで５位の千葉と対戦します。

一方、Ｊ３、１２位のカマタマーレ讃岐は９月２４日、ホームで１５位の横浜と対戦し、１対０で敗れています。

Ｊ２のファジアーノは順位を２つ上げて７位に浮上。プレーオフ圏の６位との勝ち点差は１となっています。一方、Ｊ３のカマタマーレは順位を４つ落として１６位です。