２０２３年４月から努力義務化された自転車乗車中のヘルメット着用について、警察の全国一斉調査で岡山、香川とも着用率が全国平均を下回ったことが分かりました。

全国の警察が２０２３年７月に行った一斉調査の結果によりますと、岡山県では自転車に乗っていた１８５３人のうちヘルメットを着用していたのは１３７人で着用率は７．４％でした。

一方、香川県では１５１２人のうち１０８人がヘルメットを着用していて、着用率は７．１％でした。全国の平均は１３．５％で、最も着用率が高かったのは愛媛県で５９．９％、次いで大分県が４６．３％などとなっています。

ヘルメットを着用しなかった場合の事故の致死率は大幅に上がるとして、警察は９月２１日から始まる秋の全国交通安全運動でも、ヘルメット着用の呼びかけを強化するとしています。