2023.09.06
なぜ新学期開始直後に流行? 相次ぐ「インフルエンザによる学級閉鎖」今後の対策は?医師に聞く【岡山】
岡山市では新学期が始まったばかりの学校でインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいます。例年なら流行シーズン前のこの時期。なぜ、インフルエンザに感染する子供が増えているのでしょうか。
(大元小学校 浅野恵子教頭)
「このクラスはきのう(9月5日)から3日間、学級閉鎖をしている」
岡山市北区の大元小学校では4日頃から発熱による欠席者が増え、現在、4つのクラスで学級閉鎖となっています。
市内の学校では9月に入り、7つの小・中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が出るなど、新学期早々、ウイルスが猛威をふるっています。
(大元小学校 浅野恵子教頭)
「寒い時期、12月や3学期になってからインフルエンザが はやることはあるが、この時期の流行は学校としても驚いている。早く学級閉鎖をして、早く通常に戻したいという思い」
例年は12月前後から患者が増え始めるインフルエンザ。なぜ2023年はこの時期に流行しているのでしょうか。
(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「新型コロナの流行が始まって以来、感染症対策や行動制限でほとんどの感染症がストップしていた。インフルエンザにもかかったことがない子供も多い。免疫が低下してかかりやすくなっている子供が増えているのだと思う」
こちらの小児科では新型コロナの流行と入れ違いに、2023年は春頃から様々な感染症の患者が増えているといいます。インフルエンザの患者も8月頃から増え始めていて、今後はウイルスに感染したことがない乳幼児の間での流行が懸念されるといいます。
(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「コロナ前と比べ流行状況の予測がつかないが、今年(2023年)の冬はインフルエンザに関しては大流行があっても不思議ではない。なかなか子供の感染対策は難しいが、流行が起こった時には、それに対してできる予防策をとり、何もないときにはしっかり密に過ごすといったメリハリが必要になる」
(大元小学校 浅野恵子教頭)
「このクラスはきのう(9月5日)から3日間、学級閉鎖をしている」
岡山市北区の大元小学校では4日頃から発熱による欠席者が増え、現在、4つのクラスで学級閉鎖となっています。
市内の学校では9月に入り、7つの小・中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が出るなど、新学期早々、ウイルスが猛威をふるっています。
(大元小学校 浅野恵子教頭)
「寒い時期、12月や3学期になってからインフルエンザが はやることはあるが、この時期の流行は学校としても驚いている。早く学級閉鎖をして、早く通常に戻したいという思い」
例年は12月前後から患者が増え始めるインフルエンザ。なぜ2023年はこの時期に流行しているのでしょうか。
(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「新型コロナの流行が始まって以来、感染症対策や行動制限でほとんどの感染症がストップしていた。インフルエンザにもかかったことがない子供も多い。免疫が低下してかかりやすくなっている子供が増えているのだと思う」
こちらの小児科では新型コロナの流行と入れ違いに、2023年は春頃から様々な感染症の患者が増えているといいます。インフルエンザの患者も8月頃から増え始めていて、今後はウイルスに感染したことがない乳幼児の間での流行が懸念されるといいます。
(すこやかこどもクリニック 江口直宏院長)
「コロナ前と比べ流行状況の予測がつかないが、今年(2023年)の冬はインフルエンザに関しては大流行があっても不思議ではない。なかなか子供の感染対策は難しいが、流行が起こった時には、それに対してできる予防策をとり、何もないときにはしっかり密に過ごすといったメリハリが必要になる」