アジア太平洋の報道機関が集まって持続可能な経済開発への関わりを探るサミットがインドネシアで開かれ、ＯＨＫが手話放送の取り組みなどについて講演しました。

アジアメディアサミットは、５月２３日から２５までインドネシアのバリ島で開かれ、４０か国から報道機関の関係者ら５００人が参加し、「持続可能な経済開発を促進するメディア」をテーマに講演や討論が行われました。

この中でＯＨＫは国連機関が主催したセミナーに参加し、３０年にわたる手話放送の取り組みについて講演したほか、手話ＣＭの制作について紹介しました。参加者からは収益化の視点から手話放送の可能性を探る取り組みは、メディアの新しいビジネスモデルになるという声が聞かれました。

（参加者は…）
「障害者へ働きかけることについて、市場は拡大していくしもっと利益を生む。障害者はそれによって恩恵を受ける」

運営側は、サミットを通じてＯＨＫのノウハウがアジアのメディアに広まり、より良い放送につながればと話していました。