2023.05.17
【注意】放っておくと大変なことに… 土手沿いに咲く「特定外来生物」 広く飼われる動物も【岡山・香川】
岡山市北区の旭川の土手沿いに一面に咲くコスモスに似た黄色い花。5月から7月にかけて花を咲かせる「オオキンケイギク」です。北アメリカ原産のキク科の多年草で、明治時代に観賞や緑化目的で輸入され、日本各地の堤防や道路沿いに植えられるようになりました。
(国土交通省岡山河川事務所 旭川出張所 伊東知明所長)
「オオキンケイギクは非常に生命力・繁殖力が強い。このまま放っておくとどんどん広がって、もともとそこに住んでいる植物が住むところをなくして、ほかの生物の生態系に影響を与える」
このためオオキンケイギクは、2006年に特定外来生物に指定され、栽培や保管、運搬などが禁止されています。国土交通省岡山河川事務所では、種をつける前の毎年この時期、オオキンケイギクの駆除をしています。根や種は簡単に再生することから、根元から引き抜くことがポイントだということです。
(国土交通省岡山河川事務所 旭川出張所 伊東知明所長)
「一見きれいな花が咲いて、家に持って帰りたいと思うかもしれないが、きれいだと思っても家に持って帰ってしまうことがないように」
生態系に影響を及ぼす特定外来生物。オオキンケイギクと知らずに家に持ち帰る人もいるということで、岡山河川事務所は庭や花壇に植えないよう呼び掛けています。
156種類が指定されている(2023年5月現在)、特定外来生物。6月1日から私たちに身近な2つの生物が、新たに指定されます。
それが、アメリカザリガニとアカミミガメです。どちらも雑食で、在来の水生生物に大きな影響を与えています。
特定外来生物は、販売や飼育などが原則禁止されていますが、この2種類はすでに家庭などで広く飼われています。そのため飼育を禁じると大量に捨てられる恐れがあることから、飼育が認められる条件付特定外来生物となります。
禁止されるのは、野外に放したり逃がしたりすることで、違反すると、罰金などの対象となります。自力で逃げ出した場合も違法となることがあるため、適切な容器での飼育が必要です。
(環境省 中国四国地方環境事務所 野生生物課 中嶋豊課長補佐)
「途中で飼えないから捨てるということが一番ダメ。カメやザリガニはどこでも見る・拾うことができるが、必ず飼う自信がある人が持って帰り、責任をもって飼うことが大事」
環境省はアメリカザリガニとアカミミガメに関する相談を電話(0570-013-110)で受け付けています。
(国土交通省岡山河川事務所 旭川出張所 伊東知明所長)
「オオキンケイギクは非常に生命力・繁殖力が強い。このまま放っておくとどんどん広がって、もともとそこに住んでいる植物が住むところをなくして、ほかの生物の生態系に影響を与える」
このためオオキンケイギクは、2006年に特定外来生物に指定され、栽培や保管、運搬などが禁止されています。国土交通省岡山河川事務所では、種をつける前の毎年この時期、オオキンケイギクの駆除をしています。根や種は簡単に再生することから、根元から引き抜くことがポイントだということです。
(国土交通省岡山河川事務所 旭川出張所 伊東知明所長)
「一見きれいな花が咲いて、家に持って帰りたいと思うかもしれないが、きれいだと思っても家に持って帰ってしまうことがないように」
生態系に影響を及ぼす特定外来生物。オオキンケイギクと知らずに家に持ち帰る人もいるということで、岡山河川事務所は庭や花壇に植えないよう呼び掛けています。
156種類が指定されている(2023年5月現在)、特定外来生物。6月1日から私たちに身近な2つの生物が、新たに指定されます。
それが、アメリカザリガニとアカミミガメです。どちらも雑食で、在来の水生生物に大きな影響を与えています。
特定外来生物は、販売や飼育などが原則禁止されていますが、この2種類はすでに家庭などで広く飼われています。そのため飼育を禁じると大量に捨てられる恐れがあることから、飼育が認められる条件付特定外来生物となります。
禁止されるのは、野外に放したり逃がしたりすることで、違反すると、罰金などの対象となります。自力で逃げ出した場合も違法となることがあるため、適切な容器での飼育が必要です。
(環境省 中国四国地方環境事務所 野生生物課 中嶋豊課長補佐)
「途中で飼えないから捨てるということが一番ダメ。カメやザリガニはどこでも見る・拾うことができるが、必ず飼う自信がある人が持って帰り、責任をもって飼うことが大事」
環境省はアメリカザリガニとアカミミガメに関する相談を電話(0570-013-110)で受け付けています。