妖怪の造形アートを対象にした審査会が香川県土庄町の妖怪美術館で開かれ、最優秀作品が決まりました。

オリジナリティーあふれる妖怪たちが並びます。この審査会は妖怪の造形アートで小豆島のにぎわい創出を図ろうと開かれていて、新型コロナの影響で５年ぶりとなった今回は全国から７４点が寄せられました。

ブリキのおもちゃ収集の第一人者として知られる北原照久さんら８人が技術力をはじめアイデアや着眼点、創造性などを審査した結果、千葉県の杉山幸則さんが制作した作品、「春風龍」が最優秀に選ばれました。

（審査委員長　北原照久さん）
「造形がいいのか、ストーリーがいいのか、いろいろな見方があるが、審査員の中で検討した結果、賞が決まった。これを継続することで歴史になればいい」

最終審査に残った３２の作品は妖怪美術館で展示されています。