人口減少に伴うまちの課題の解決に貢献します。坂出市は、１１月２４日、空き家解体の見積もりサービスを手掛ける名古屋市の企業と、空き家の解体促進に向けた連携協定を結びました。

空き家の広さや築年数など、簡単な質問に答えると、解体工事に必要な見積額が示されます。

空き家の解体促進についての連携協定を結んだのは、坂出市と「解体費用シミュレーター」のサービスを提供する名古屋市の企業、クラッソーネです。

坂出市は、全住宅に占める空き家の割合が２２％と香川県内で最も高く、空き家対策が急務となっています。

協定は、「解体の流れや費用の相場が分からない」と感じている空き家の所有者をターゲットに、クラッソーネが提供するサービスを通して、解体工事への心理的ハードルを下げる狙いがあります。

（坂出市　有福哲二市長）
「使われなくなった土地、ほったらかしのまま老朽化した空き家をいかに動かすか、そのためにクラッソーネのような、市民の動機付けになるような企業と連携した」

市は今後、ホームページや市役所の窓口などで、シミュレーターのサービスを提供する予定です。