新型コロナの影響で運休が続いていた高松空港の国際線が、１１月２３日から再開するのを前に、香川県の池田知事は２１日、空港の地上業務を行う人材を強化するよう国に要望したことを明らかにしました。

香川県によりますと、１１月２３日に、２年９ヵ月ぶりに再開するソウル線の予約率は、１１月が８５％、１２月が７０％と好調に推移していて、韓国では香川で宿泊や観光をするツアーも販売されているということです。

４つある国際線のうち、ソウル線のほか、台北線も１２月１月１９日から再開する予定で、今後、空港の地上業務を行う人材の強化が急務となっています。

（香川県・池田豊人知事）
「他の路線の再開時は人材確保が必要になるので、国の方にも対策を要望したところ」

また県は、海外からの誘客促進のため韓国や台湾に向けて県内観光の魅力をアピールすることにしています。