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岡山“1減”決定 自民党候補者の調整が焦点に 衆議院小選挙区「10増10減」【岡山】

2022.11.18

岡山“1減”決定 自民党候補者の調整が焦点に 衆議院小選挙区「10増10減」【岡山】

1票の格差是正に向けた衆議院小選挙区の「10増10減」と、区割りを改定する公職選挙法改正案が11月18日、参議院で可決、成立し、岡山県の定数が1人減ることが正式に決まりました。

25の都道府県で合わせて140選挙区に上った過去最大の改定。岡山県の定数は1人減って、5人から4人になりました。

新しい1区は、岡山市北区にこれまで3区だった赤磐市や備前市などを加えた5つの市と町に。2区は、北区以外の岡山市と玉野市、瀬戸内市がエリアです。

県内の面積の約3分の2を占めることになる3区は、津山市などの旧3区の区域に5区だった新見市や井笠地域が加わります。

4区は、倉敷市全域と早島町の2つの市と町で構成されます。これまで5区だった真庭市の北房地域。次の衆院選からは3区に変わります。

(北房地域の住民は…)
「過疎化が進む現状で、(地方の声が) 反映されていくか心配が大きい。現状声が届いているかというと、そうでもないので、区割りが変わろうと変わるまいと現状が変わるとは思えない。議員には。選ばれて国に声を届けて。地域を活性化させてほしい」

岡山県では現在、5つの小選挙区で自民党が議席を独占していて、今後は、候補者の調整が焦点となります。