バスケットボールのＢ２リーグ、Ｂ１昇格を目指す香川ファイブアローズが、１０月１５日と１６日、ホーム開幕２連戦に臨みました。

（岸下恵介アナウンサー）
「香川ファイブアローズの選手が続々と入場してきます。今シーズン今のところ１勝３敗。ホーム開幕戦で嫌な流れを断ち切ることができるでしょうか」

アローズは、アメリカ出身で練習に合流して５日目のルーズベルト・アダムスが初めて出場。対する熊本は、アローズから移籍した谷口光貴や、テレンス・ウッドベリーが出場しました。

１０７７人の観客が詰めかけたホーム開幕戦を白星で飾りたいアローズ。久岡幸太郎の鋭いパスを受けたアダムスの３ポイントシュートや、新加入のイギリス代表、マイルズ・ヘソンが長い距離のドリブルからシュートを決めますが、第１クオーターを１点ビハインドで終えます。

第２クオーター以降も熊本のウッドベリーにチームトップの１６得点を決められたほか、谷口にも３本の３ポイントシュートを決められ、徐々に点差が開きます。

結局、アローズは９１対７４で熊本に敗れ、ホーム開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。

（新加入　ルーズベルト・アダムス選手　香川ファイブアローズ）
「最終的にＢ１に進んでいければいいと思っている。きょうみたいな試合でもしっかり振り返って、チームメイトを信頼できるような関係性を作っていくことがこれから大事になってくると思う」

（昨季アローズでプレー　谷口光貴選手　熊本ヴォルターズ）
「僕自身が熊本に行くことを決めてさびしがってくれる皆さんもいて、その前でプレーするところで中途半端なことはできない。結果として形に出せたから良かったと思っている」

アローズは１６日の試合も、９３対６７で熊本に敗れ、５連敗です。

一方、トライフープ岡山は１５日と１６日、アウェーで三重に連勝し、開幕から負けなしの６連勝。首位に立っています。