様々な機能を備え、１日１万人の集客を見込む新スポットの誕生です。岡山市北区のイトーヨーカドー跡地に整備された大型の複合型施設、「杜の街グレース」が２３日、グランドオープンしました。

岡山市のメインストリート市役所筋沿いに整備された杜の街グレース。オフィス棟やマンション棟など２０２１年７月以降、段階的にオープンし、２３日、商業棟の開業でグランドオープンを迎えました。

（森夏美アナウンサー）
「天井が吹き抜けになっていてとても開放感があります」 商業棟の１階フロアのフードホールには地元発にこだわった飲食店が集結。このほか、中四国初出店の店など２２店舗がオープンしました。

（訪れた人は）
「おしゃれ。近代的な感じ」「すごくデザインも素敵で楽しかった」

（森夏美アナウンサー）
「施設入り口にあるこちらのＱＲコードを読み取ると、字幕付きの手話動画で施設を案内してもらえます」 館内には、OＨＫが制作した動画・字幕・音声で案内するシステム「シュワＱ」を導入。訪れるすべての人が施設の情報にアクセスできます。

（全日本ろうあ連盟・石野富志三郎理事長）
「このような手話動画が増えたら良いと思う」

グランドオープンに合わせて２３日から様々なイベントが開催されています。「ユニバーサル・ミュージアム」では作品に触ることができ視覚以外の感覚も使って誰もが楽しめる展示となっています。

（両備ＨＤ・松田敏之社長）
「この街を通じて感性が豊かになったり、岡山のことがもっと好きになったり、瀬戸内のことを発信したいと思う誇りが持てるような街にしたい」

施設全体で１日１万人の集客と年間約３６億円の売り上げを見込んでいて今後、さらに増築される予定です。