ＪＲ四国は、鉄道運輸収入の減少できわめて厳しい経営状態が続いているとして、２０２３年春をめどに運賃を値上げすると発表しました。

ＪＲ四国が、８月２６日、国土交通省に対して運賃改定の申請を行いました。

申請によりますと、管内の鉄道運賃と特急料金、定期券の価格などについて、２０２３年春から全体で約１３％の値上げを行うということです。

このうち高松駅発の主な区間を見ると、岡山駅までがこれまでの１５５０円から１６６０円に、観音寺駅までが１１１０円から１２４０円に、坂出駅までが４６０円から５３０円にそれぞれ値上げされます。

運賃改定は１９９６年以来、２７年ぶりで、ＪＲ四国は、今回の値上げにより年間２０億円程度の増収を見込んでいるということです。