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レース後は悔しさにじませ…西日本豪雨で被災した競泳選手 インターハイ決勝に挑む【岡山】

2022.08.18

レース後は悔しさにじませ…西日本豪雨で被災した競泳選手 インターハイ決勝に挑む【岡山】

熱戦が続く四国インターハイ。高知県で行われた競泳で、4年前の西日本豪雨で被災した倉敷市の男子選手が大舞台でのレースに臨みました。

(総社高校3年・三宅琉暉選手)
「決勝の前に(地元の人から)いっぱいメッセージをもらったので、頑張らないといけないなと」

倉敷市真備町出身、総社高校3年の三宅琉暉(るき)。得意の100メートル自由形で予選を6位で通過し、決勝に駒を進めました。

インターハイでは初めて経験する決勝の舞台。落ち着いたスタートを切った三宅は6位で前半を折り返します。ここから上位を狙いたい三宅でしたが、後半、思ったよりもペースが上がらず、51秒33の8位でフィニッシュ。予選よりも順位を落とし悔しさをにじませましたが、その目はすでに前を見据えていました。

(総社高校3年・三宅琉暉選手)
「決勝に残れたのは大きな収穫だし、この経験は次に生かせると思う。(これからも)全国大会が続くので毎試合、戦い抜いて、良い結果が出せるよう頑張る」

地元・真備への思いを胸に成長してきた17歳、さらなる飛躍が楽しみです。