新型コロナの第７波により、病床使用率が５０％を超えたことを受け、香川県は、８月１０日、ＢＡ．５対策強化宣言を出しました。

（香川県　浜田恵造知事）
「ＢＡ．５対策強化宣言を行い、基本的な感染対策や感染リスクを低減させる適切な対策の徹底により、社会経済活動の維持と医療のひっ迫回避の両立を図る」

香川県内の病床使用率は、９日の時点で５２％と、５０％を超えています。

宣言は県内全域が対象で、８月２８日まで、全ての県民に対し、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出の自粛などを要請しています。

１０日夜、緊急会見を開いた浜田知事は、感染拡大を止めるには一人一人の意識が要だと強調しました。

一方、夏会期が開催されている瀬戸内国際芸術祭や、１２日に始まる「さぬき高松まつり」は万全の対策をしているとの認識を示し、参加の自粛は求めていません。