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2022.08.08

夏の瀬戸芸は最初の週末 島にぎわい海外アーティストと交流も【香川・小豆島】

瀬戸内国際芸術祭の夏会期が開幕してから最初の週末。香川県の小豆島には、多くの来場者が訪れ、海外のアーティストと交流するなどにぎわいました。

小豆島の草壁港に登場したのは、高さ約9メートル、長さ約20メートルの巨大な木造作品です。お披露目に合わせ、地元の和太鼓集団が盛り上げます。

作品を作ったのは中国・上海のアーティスト、シャン・ヤンさんです。中国で長年使われていた家具などつなぎあわせて、アジアを感じさせる独特の世界観を作り上げました。

世界中の人がつながり、人と人の壁が解消してほしい。そんな思いが込められています。

来場者は、作品の中に入るなどして作品を楽しんでいました。

(来場者は…)
「海の青いところに木造建築があり、合わないかなと思ったがマッチして面白い」

シャン・ヤンさんも来場者をおもてなし。新型コロナの水際対策で、なかなか来日できず、制作は苦労しましたが、こうして来場者と交流でき達成感を味わっていました。

(シャン・ヤンさん)
「皆さんの笑顔は良いお返しだと思った。自分が困難に向き合っても、最後はみんなの笑顔が救いになる」

瀬戸芸の夏会期は9月4日まで。今後も感染防止対策をしながら様々なイベントが企画されています。