広島市への原爆投下から77年、高松市でも8月6日に平和祈念式が行われました。
式典は香川県原爆被害者の会が企画したもので、県内の被爆者や行政の関係者らが参列しました。
全員で黙とうした後、被害者の会は、2022年、ロシアのウクライナ侵攻で再び核兵器の使用が示唆されたことに懸念を示し、核兵器のない世界を願うとメッセージを発信しました。
高松市在住で、2歳の時に広島市で被爆した中村隆さんが挨拶を行い、被爆の影響で自分や家族が、がんで苦しんだとして「ノーモアヒロシマ ノーモアナガサキ」と力強く述べました。
(写真は挨拶する被爆者の中村隆さん)