７月３日に北海道で開催された函館マラソン。ハーフの部で天満屋の前田穂南選手が大会新記録で優勝しました。

約４８００人が出場した函館マラソン。天満屋からは２０２１年の東京オリンピック女子マラソン日本代表の前田穂南と２０２２年の大阪国際女子マラソン３位の松下菜摘がハーフの部に出場しました。

勢いよくスタートを切った前田は序盤から飛び出し女子の首位を走ります。３日の函館は最高気温が３０度に迫り非常に蒸し暑い中でのレースとなりましたが、夏の暑さには強いと前田。アメリカ合宿で強化したスピードを生かし自分のペースでレースを進めます。

結局、１時間８分２８秒の大会新記録でフィニッシュ。前田自身の自己ベストも４０秒更新し出場を狙うパリ五輪に向け手ごたえのあるレースとなりました。

（前田穂南選手）
「自己ベストの更新と１時間８分台を目標にしていたので、それを達成できてうれしい」

一方、松下は前田に次ぐ２位に入りました。