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日本を代表する書家「高木聖鶴」生誕100周年記念作品展 かな文化の発展に貢献【岡山・岡山市】

2022.06.28

日本を代表する書家「高木聖鶴」生誕100周年記念作品展 かな文化の発展に貢献【岡山・岡山市】

岡山県在住者として初めて文化勲章を受章した、総社市出身の書家・高木聖鶴さんの生誕100周年を記念した作品展が、岡山市で開かれています。

会場には、高木聖鶴さんが手掛けた初期から晩年まで約70年にわたる作品、100点が展示されています。

2017年に93歳で亡くなった高木さんは、日本を代表する書家として活躍し、かな文化の発展に貢献しました。

高木さんの代表作の一つ、「古今和歌集抄」。美しく流れるような文字が目を引きます。

そして、日本藝術院賞を受賞した「花」。穏やかな筆運びで、春の躍動感があふれる作品です。

また会場には、硯や墨など、高木さんが所蔵していたコレクションの数々も並んでいます。

(岡山県立美術館学芸員 森田詩織さん) 
「1つ1つの作品はもちろん、書についてこれからという人でも、いろいろな見どころがあるので、楽しんでもらえれば」

この作品展は、岡山市北区の岡山県立美術館で7月3日まで開かれています。