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2022.04.14

燃料価格“高騰”トマト農家を直撃 状況長引けば農業者が減るのでは…不安な日々続く【岡山・鏡野町】

燃料価格高騰の余波は、農家にも広がっています。

今、収穫の最盛期を迎えている岡山県鏡野町のトマト農家でも不安な日々が続いています。

(小原農園 小原恒亮さん)
「この状況が長引くのであれば、この数年で大きく農業者が減るという危機感を持っている」

岡山県鏡野町でトマトを栽培をしている小原恒亮さんです。

本来ならば収穫の最盛期を迎え、1年で最も充実する時期ですが、2022年は、燃料価格の高騰で、手放しには喜べない状況となっています。

(小原農園 小原恒亮さん)
「価格的には2割程度上がって、この冬寒かったので、設定温度も工夫して、節約もしたが、結構な使用量になって、経営的にも非常に厳しい」

ハウス内を一定の温度に保つために必要な暖房。この暖房に必要な重油の価格は、1リットルあたり100円前後で、2021年に比べて2割程上がったといいます。

また、収穫量を上げるための光合成促進機は、大量の灯油が必要になるため、2022年は使用を断念しました。

出荷に使う包装資材や肥料なども、石油を原料としているため値上がりしていて、経営の圧迫に拍車をかけています。

(小原農園 小原恒亮さん)
「なんとかこの春、良いものを供給して、取り返したいと思っているが、先行きがなかなか見通せない。以前のような平和な状況が戻ってくるのを切に願うばかり」

依然、高値が続いている燃料価格。その余波は広がり続けています。