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2022.03.09

【備えのツボ】命守る臨時情報~日頃の備えにいかせ~【岡山・香川】 #知り続ける

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。東日本大震災から11年を迎えるにあたり、南海トラフ地震発生の可能性が高まった時の対応についてお伝えします。

(防災士 小林宏典記者)
「津波や大きな揺れで甚大な被害が想定されている南海トラフ地震、その可能性を事前に知らせるのが臨時情報です」

「命守る臨時情報」
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臨時情報が発表されるのは、南海トラフ巨大地震を誘発する可能性がある大きな地震や地殻変動などの異常が観測されるなど、通常より発生の可能性が高まった時で、被害の軽減につなげる狙いがあります。
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「日頃の備えにいかせ」
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臨時情報の発表後に混乱しないためには、その意味と対処法を正しく理解することが大切です。

臨時情報は、警戒レベルに応じて4種類あります。
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最も高い「巨大地震警戒」では、津波がすぐに及ぶ地域や配慮が必要な人に対し、1週間の事前避難を呼びかけます。
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「巨大地震注意」では、備えの再確認と地震に注意しながら普段の生活を促します。
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ただ地震は本来、突然、起きるもの。臨時情報が出たとしても必ず地震が起きるとは限らないなど、その不確実さを踏まえた対応が必要です。
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そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。臨時情報の発表に備え、その意味を理解し、日頃の備えや被害想定を確認しておきましょう。

その大前提として、地震は前触れなく起きることを忘れてはいけません。
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