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2022.03.03

【備えのツボ】「迫るタイムリミット」大地震は同じエリアで繰り返し発生【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。なぜ今、南海トラフ巨大地震のリスクが高まっているのか。今回はそのポイントを押さえましょう。

(防災士 新田俊介記者)
「江戸時代の南海地震で、津波による被害が出たとされる瀬戸内市の虫明地区です。次の巨大地震は必ず来る。それは、過去の事実が裏付けています」

■「地震はくりかえす」

多くの建物が倒壊し、辺り一面に散乱したがれきが津波の威力を物語っています。

89年前の3月3日発生した昭和三陸地震です。
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岩手県を中心に3000人以上の死者・行方不明者が出ました。

そして、その78年後、同じく三陸沖を震源に発生したのが東日本大震災でした。
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■「迫るタイムリミット」
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歴史を紐解くと、大地震は同じエリアで繰り返し発生していることが分かります。

三陸では、明治時代にも死者2万人以上を出した明治三陸地震が発生していました。
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一方、南海トラフ沿いでは、1361年の正平地震、1498年の明応地震、1605年の慶長地震など、およそ90年から150年の間隔で、マグニチュード8クラスの地震が発生。
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その直近のものが岡山・香川で104人の死者を出した1946年の昭和南海地震です。
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2022年はそれから76年。この時間の経過が、今後30年以内に70%から80%の確率で次の南海トラフ地震が起きるとされるゆえんです。
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押さえてほしい備えのツボはこちら。過去からの学びを未来につなげるのは、今を生きる私たちの責任。自分や大切な人の命を守るため、何ができるか、今一度、備えを見直しましょう。
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