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2022.01.19

【備えのツボ】阪神淡路大震災の教訓~思わぬ弊害 防災に強いまちへ~【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」は、阪神淡路大震災の教訓、耐震化の効果についてです。

(防災士 小林宏典記者)
「阪神淡路大震災では、建物の倒壊で多くの人命が奪われただけではなく、復旧を妨げる弊害がありました」

「思わぬ弊害」
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道路をふさぐ崩れた住宅…阪神淡路大震災では約52万棟の住宅が被害を受けました。
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その倒壊した住宅の周囲では、復旧、復興を妨げる様々な問題が起きていました。

「防災に強いまちへ」

耐震化を図ることは命を守るだけでなく、地震に強い街を作る上でも重要です。

阪神淡路大震災では285件の火災が発生。しかし、がれきが道路をふさぎ、消火や救援活動を妨げたと指摘されています。
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さらに、住まいを失ったことで、兵庫県の避難者は最大31万6700人に上ったほか、半年後も1万8000人近くが避難生活を続けました。
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建物の倒壊は二次被害の拡大や救援活動の妨げ、避難者の増加や避難生活の長期化を招き復旧・復興の妨げにつながりました。
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そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。建物の耐震化は地震に強いまち作りへの第一歩です。人命を守るだけでなく地域全体にとっても重要な対策になります。
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