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2021.12.24

JR減便“再検討”を…岡山県と13市町が要望 沿線住民の利便性を大きく損なう【岡山】

JR西日本が、2022年3月から山陽線などで44便を減便するダイヤ改正を発表したことを受け、住民の利便性を大きく損なうとして、岡山県と沿線の自治体が、24日、JRに再検討を要望しました。

要望したのは、岡山県と岡山市や浅口市など10の市と3つの町です。

協議は非公開で行われ、岡山県の小谷副知事らが、JR西日本岡山支社の平島支社長に要望書を提出しました。

2022年3月のダイヤ改正では、瀬戸大橋線や山陽線などで44便が減便となります。

要望では、減便の本数が多い上に対象エリアが広く、住民の暮らしに及ぼす影響が大きいとして再検討を求めています。

(岡山県 小谷敦副知事)
「JRとしても重く受け止めてもらった。断腸の思いのダイヤ改正という話もあった」

要望を受け、平島支社長は、「今回の改正は、お客様のご利用と輸送力の乖離という構造的な課題を踏まえた必要な見直しである」とコメントし、改正に理解を求めました。

ダイヤ改正は、2022年3月12日に行われます。