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“オミクロン株” 国内では年明け頃に拡大 専門家が予測 症状はワクチンの効果は…【岡山・香川】

2021.12.02

“オミクロン株” 国内では年明け頃に拡大 専門家が予測 症状はワクチンの効果は…【岡山・香川】

新型コロナウイルスの新たな変異株、「オミクロン株」が国内でも確認され、感染拡大が懸念されています。オミクロン株にどう備えるべきか専門家に聞きました。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「オミクロン株は新しい変異をして、わりと感染力が高いということが分かってきている。」

アフリカなどで感染が広がっているオミクロン株。私たちにとって新たな脅威となるのでしょうか

【オミクロン株とは・・・】

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「本当のところ何も分かっていない。正式な論文も何もない。現地の医療関係者などが発信しているものから推測すると、南アフリカの医師会長が発信しているのは20人ぐらい診たがほとんどの人が軽症。ただ倦怠感・疲労感が強いと言われている。しかし鼻が利かなくなるなどの症状はあまりないという。」

【ワクチンの効果は…】

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「効果が全くゼロ、つまり食塩水を注射するのと一緒という結果にはなりっこない。デルタ株の時のことを思い出してみると、感染予防効果は少し下がった。しかし重症化の予防効果はかなり残っていた。ほとんど変わらないくらい、似たようなシナリオが期待出来ればいいと思っている。」

勝田教授は、オミクロン株の感染は国内では年明け頃に広がると予想していて、その数はデルタ株の時と同じくらいと予測しています。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「あまり必要以上のパニックにはならない。恐らくその時にはかなりのことが分かってきている。病原性が低いと推測されるが、それは本当にそうなのか、わりと明らかになってきているはず。」

今、私たちにできることは、基本的な感染予防対策を続けることだと勝田教授は訴えます。

(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「デルタ株の時からだが、空中を介して感染すると言われている。そこの所はデルタ株から最近始まった話ではあるが、換気の所がかなり強調される寒くなるけれども窓を開けてほしい。そして食事をする場、飲食店なども窓をしっかり開けていただければと思う。」