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ブレーキとアクセルの“踏み間違い事故”を防げ! 高齢ドライバー「サポカー」体験 【岡山・倉敷市】

2021.11.30

ブレーキとアクセルの“踏み間違い事故”を防げ! 高齢ドライバー「サポカー」体験 【岡山・倉敷市】

全国的に高齢ドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違い事故が多発しています。

こうした事故を防ごうと、倉敷市で30日、安全装置のついた自動車の体験教室が開かれました。

この体験教室は、ブレーキとアクセルの踏み間違い防止装置などを搭載した安全運転サポート車「サポカー」を高齢ドライバーに体験してもらい、サポカーの普及と交通事故の防止を図ろうと倉敷市内の4つの警察署が合同で開いたものです。

体験教室には、市内の老人クラブのメンバーら約20人が参加し、サポカーを試乗しました。

そして、前方の障害物を検知して自動でブレーキがかかったり、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでも前に進まない機能などを体験していました。

(試乗した人は…)
「こういう風に衝撃的な止まり方をすることが分かった。」
「こういう車が手に入れば安心かなという気がした。」

(児島警察署 三田啓介交通課長)
「事故を起こした当事者に聞いても自分は大丈夫だろうと、大半の人はそういう意識を持っている。そういうことを考え直してもらういい機会になったのでは。」

ブレーキとアクセルの踏み間違い事故を巡っては、11月17日、大阪で乗用車がスーパーに突っ込み3人が死傷したほか、倉敷市でも11月1日、乗用車とバイクが衝突し、1人が死亡する事故が起きています。