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まち全体を美術館に!アート×先進技術 コロナ禍で新たな芸術の形【香川・善通寺市】

2021.11.16

まち全体を美術館に!アート×先進技術 コロナ禍で新たな芸術の形【香川・善通寺市】

芸術の秋本番です。善通寺市では、今、まちが一体となったアートプロジェクトが行われています。

コロナ禍で、先進技術を活用した新たな芸術鑑賞の楽しみ方が注目されています。

(河野有紀記者)
「現在、善通寺市内で行われているアートプロジェクトでは、専用のアプリを使って、ARマーカーを読み取ると…このように作品を見ることができるんです!」

このプロジェクトは、香川県と東京藝術大学が連携し、地域活性化などを目的として、毎年、行っているものです。

2021年は、新型コロナウイルス対策として、AR・拡張現実を使った作品展示が新たに導入され、注目されています。

香川大学の学生が開発したアプリをダウンロードし、スマートフォンなどを使ってARマーカーと呼ばれるコードを読み取ると、画面に作品が表示されるようになっています。

作品は、東京藝術大学の学生らが製作したもので、ARマーカーは善通寺市内、22ヵ所に設置されています。

(香川県文化振興課 細川理紗さん)
「各市町の人と協力して美術展を開くことが、地元にとって、地域活性化につながっている。まち全体を美術館のようにすることで、密を避けることもできるし、最先端のAR技術を使って 若い世代にも楽しんでもらえたら」

まちを散策しながら芸術の秋を満喫できるこのプロジェクトは、12月26日まで開かれています。