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2021.10.22

“国内最大級”バイオマス発電所建設へ 17万世帯分 2025年操業開始目指す【香川・坂出市】

国内最大級の発電出力を誇るバイオマス発電所が、坂出市に建設されることになり、事業を進める電力会社などの関係者が、22日、市長を表敬訪問しました。

四国電力など6つの企業が出資する「坂出バイオマスパワー合同会社」の関係者が、有福市長に発電所建設事業の概要などを説明しました。

坂出市林田町の民有地に建設が計画されているバイオマス発電所は、間伐材のおがくずなどを圧縮した「木質ペレット」を燃料に、二酸化炭素の排出を抑えて発電を行うもので、最大出力は国内最大級となる約7万5000キロワット、年間の発電量は一般家庭17万世帯分の年間消費量に相当する約5億3000万キロワットアワーとなっています。

(坂出市 有福哲二市長)
「良質な港湾という機能を持っていたことがあって、我々に白羽の矢が立った。坂出市にとってもありがたい。エネルギー拠点となることで新産業に結び付く呼び水となれば」

発電所は2022年11月に着工し、2025年6月の操業開始を目指しています。