
2021.10.21
【備えのツボ】どうなる緊急速報メール…“待ちの姿勢脱却を”【岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。防災情報をメールで知らせてくれるツールについて考えましょう。
(防災士 小林宏典記者)
「災害の危険が迫っていることを携帯電話の配信メールで知る。いまや欠かせないツールですが、避難や備えに活用できていますか」
「防災情報活用の心得」
気象庁は、先週、携帯電話に直接配信する緊急速報メールで、大雨特別警報の配信をやめる考えを示し、波紋が広がっています。
自治体で避難情報を伝える体制が整い、民間の防災アプリも普及したことがその理由ですが、情報を得るツールが一つなくなるのは心配ですね。
「待ちの姿勢脱却を」
もし廃止するなら、丁寧な周知が必要ですが、ここは防災情報の活用で何が大切なのか考えます。
岡山県の調査では、防災情報の入手先で重視するものとして、緊急速報エリアメールと自治体の防災メールは2位と3位になり、その存在感を示しました。
その一方で、西日本豪雨では、緊急速報エリアメールで危険を把握しながら逃げ遅れた人や、多くの情報が配信され、混乱したという人もいました。
いかに重要な情報でも、受け手次第で価値が変わります。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。活用してこそ価値がある防災情報。自分の入手手段を今一度、整理・確認しましょう。
大切なのは自ら情報を取りに行く姿勢です。
(防災士 小林宏典記者)
「災害の危険が迫っていることを携帯電話の配信メールで知る。いまや欠かせないツールですが、避難や備えに活用できていますか」
「防災情報活用の心得」




岡山県の調査では、防災情報の入手先で重視するものとして、緊急速報エリアメールと自治体の防災メールは2位と3位になり、その存在感を示しました。



大切なのは自ら情報を取りに行く姿勢です。
