秋の交通安全県民運動が９月２１日から始まるのを前に、１６日、岡山市東区で出発式が行われ、大学生アスリートも啓発に一役買いました。

出発式には、岡山県警交通機動隊の隊員や、岡山市の環太平洋大学の学生など、約１５０人が参加しました。

式では、２０２１年３月のテコンドー日本選手権で優勝した西田茉央さんと、柔道でパリオリンピック出場を目指す古賀ひよりさんが、それぞれ岡山東警察署と赤磐警察署の一日警察署長に委嘱されました。

県警によりますと、２０２１年、県内で交通事故で死亡した人は３０人と、２０２０年の同じ時期に比べて１９人減っていますが、人身事故の件数は、４３２件増えているということです。

（環太平洋大学２年　西田茉央さん）
「一人一人が交通ルールを守ることで、地域の事故も無くなると思うので、しっかりそこを伝えていきたいと思います」

（環太平洋大学３年　古賀ひよりさん）
「自分は自転車通学なんですけど、雨の日でも周りを見渡して気を付けていってほしいなと思います」

秋の交通安全県民運動は、９月２１日から３０日までです。