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初の“酒類販売業者”支援へ… 「新型コロナ対策強化」約176億円追加 9月補正予算案【岡山】

2021.09.15

初の“酒類販売業者”支援へ… 「新型コロナ対策強化」約176億円追加 9月補正予算案【岡山】

岡山県は新型コロナ対策を強化した、約176億円の追加の補正予算案を発表しました。

今回初めて、飲食店への酒類提供停止の要請で打撃を受けた、酒類販売業者への支援費用が盛り込まれました。

追加されるのは175億9900万円余りの9月補正予算案です。

内訳は、感染拡大防止策に約130億7000万円、経済対策に約45億3000万円となっています。

主な事業では、9月13日からのまん延防止等重点措置に伴う飲食店への協力金に約128億6300万円、売り上げが落ち込んだ事業者への支援に約30億7200万円。また今回初めて、飲食店への酒類提供停止の要請を受け、売り上げが落ち込んだ、酒類販売業者への支援に3億円が盛り込まれました。

売り上げが50%以下に落ち込んだ業者に対し、国の支援金に県が独自に上乗せを行います。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「商売に悪影響を与えているのは事実、我々としては極力公平に打撃を受けている事業者を支援していかなければならない」

9月補正後の今年度の予算額は、一般会計で、去年の同じ時期に比べ4.7%増え、8427億3300万円となります。予算案は、開会中の9月定例県議会で追加提案されます。