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生き残りの秘密兵器は…飲食店「お客さんのために」“まん延防止”移行初日の夜【岡山・岡山市】

2021.09.14

生き残りの秘密兵器は…飲食店「お客さんのために」“まん延防止”移行初日の夜【岡山・岡山市】

岡山県は9月13日、緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行しました。

対象区域では宣言時と同じような要請が出されていて、岡山市中心部の繁華街でも人の姿はまばらでした。

(生本ひなの記者)
「午後7時の岡山駅前の繁華街の様子です。飲食店への時短要請は引き続き8時までですがほとんどの店が閉まっているという状況です。」

店の入り口には、休業を知らせる貼り紙が連続して貼られています。

(まちの人は…)
「見ていると(前回のまん延防止で開いていた店も)全部閉まっている。宣言中と変わらない。テイクアウトしてきた。今はもうほとんど近くで買ってきて家で飲み食いしている。」

岡山県は、13日からまん延防止等重点措置へ移行しましたが、県は、対象となる岡山市など17の市と町の飲食店に対し、引き続き、終日、酒の提供の自粛と午後8時までの時短営業を要請しています。

こちらのステーキ店は岡山駅周辺にある7店舗の系列店のうち3店舗を休業、残る店舗でもテイクアウトやスタッフが料理を配達するなどの工夫をしながら営業を続けています。

(ボストンステーキ岡山駅前店 本田ゆうせいさん)
「(酒の提供が)できるかできないか期待は半々だった。それでも午後8時まで開けてお客さんのためにも頑張っている。踏ん張り続けるのみなので、他の店舗と情報共有しながらやっていきたい。」

宣言時と同じような厳しい要請が続く、夜のまち。まん延防止等重点措置の期間は9月末まで、我慢の時が続いています。