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戦国武将「宇喜多秀家」“最古の書状”発見 当時の戦いの様子伝える【岡山・高梁市】

2021.09.07

戦国武将「宇喜多秀家」“最古の書状”発見 当時の戦いの様子伝える【岡山・高梁市】

高梁市教育委員会は城下町岡山の礎を築いた戦国大名、宇喜多秀家の新たな文書が見つかったと発表しました。

この文書は、備中松山藩士の芦田家の子孫から高梁市歴史美術館に寄託された古文書の中から見つかったものです。

今から440年ほど前、宇喜多秀家が元服して間もない13歳の頃に、今の津山市で敵の毛利方と戦い、手柄のあった年上の家臣、芦田重家に対し、労をねぎらい喜びを伝える内容です。

秀家の名前と花押があり、署名が確認される秀家の文書として最も古いものになります。

(高梁市歴史美術館 三宅裕子学芸員)
「この書状から岡山の戦国時代の武士の動きとか地域の状況が読みとける。(13歳当時の)宇喜多秀家の家臣に対する力がうかがえるのではないか。」

高梁市では新発見のこの文書に調査を担当した職員の説明を添えて動画にし、近く、インターネット上で公開することにしています。